Birthday Present



今日はの誕生日。
は彼氏である桐山に
「お前の誕生日を祝ってやりたいから、家に来い」
と言われ、一番お気に入りの服を着て桐山の家に向かった。
「いつ来ても緊張するなぁ…」
豪邸を目の前にして、改めて桐山は自分とはちょっと違うトコロにいるんだな、と感じつつチャイムを押した。
しばらくして、
?」
扉を少しだけ開いて桐山が顔を出した。
だよー! 遅くなってごめんね」
「構わない。こちらも今準備が整ったところだ。入れ」
桐山は扉を開いてを玄関に通す。
「おジャマしまーす」
靴を脱いで、桐山の後について広い廊下を歩いていく。
家に人を入れたがらない桐山だが、だけは違っていた。
その「特別」が、はとても嬉しかった。
桐山の家に来る度に、ちょっとした優越感に浸る。
「こっちだ」
食堂に入ると、テーブルの上には既にたくさんの御馳走が並べられていた。
「すごーい!!」
「どんな料理を用意しようか考えていたら、どれもに食べてもらいたくて、ついたくさんになってしまったよ。
食べきれない分は残してもらって構わないから」
「和雄だいすきー! ありがと!!」
嬉しさのあまり桐山に抱きつく
「……料理、冷めるから早く食べよう」
桐山は少し照れているようだった。
椅子に座り、さっそく二人は料理を口に運ぶ。
料理はどれも美味しかった(さすが、桐山家のシェフ)。
一通り料理を食べ終える頃には、二人のお腹はかなり満腹になっており、
バースデーケーキを食べる前に少し桐山の部屋で休む事にした。

「すっごい美味しかったー!」
桐山の部屋に入るなり、少し大きめのベッドの上にポフッと腰を下ろす
「そうか…良かった」
桐山もの隣に腰を下ろした。
「今日はホントにありがとね。最高のプレゼントだよ」
「? プレゼントはまだ渡していないが…」
「え? そうなの? じゃあ、他にもまだ何かあるんだ〜。何だろ、楽しみ〜って、ええっ!?」
突然押し倒され、はおもわず声をあげてしまう。
「か、和雄? ん…」
覆い被さってきた桐山がキスをしてきて、言葉を遮られる。
「な…何?」
唇を解放され、状況が把握できないだったが、それでも何とか言葉を発した。
「プレゼント、何をあげたらが喜ぶか分からなかったんだ。そうしたらヅキが、俺自身をあげればいいというから…」

ヅキーーーーーーー!

何て事を和雄に吹き込むんだーーーー!!


ようやく状況が飲み込めたは、とりあえず心の中でヅキを罵倒した。
「ダメかな?」
黙ったままのに不安を感じたのか、桐山が尋ねてくる。
「ダメじゃ…ないよ。ちょっとビックリしただけ。付き合ってから結構経つし、和雄の事好きだから…いいよ」
「そうか…なら受け取ってくれ」
そう言って、桐山はもう一度にキスをした。
先程よりも深く口付けてくる。
桐山の舌が唇を割って口内に侵入してくると、はぎこちなく自分の舌を桐山の舌に絡ませた。
付き合いは長いけれど、こんなにも深いキスは初めてだった。
舌と舌を擦り合わせているだけで、の心臓は破裂しそうな程高鳴っていた。
唇を離すと、桐山はのブラウスのボタンに手をかけて、一つ一つ丁寧に外していく。
ブラウスの前を開き、のふくよかな胸にそっと顔を埋める。
は石鹸のいい匂いがするな」
愛しそうに胸に頬擦りしながら桐山は言った。
「匂いなんか嗅いじゃヤだよ…」
「そうか? 俺はいい匂いで好きなんだが…」
桐山はそのままの左胸に耳を当てた。
「鼓動が早いな…」
「だって…その…初めて、だし…緊張しちゃうよ」
「そうか…でも、そんなに硬くならないでくれ。大丈夫だから」
「うん…」
体を起こすと、桐山はからブラウスを脱がせ、ブラジャーも取り去った。
胸を露にされ、は慌てて両手で胸を隠す。
その隙に、今度はスカートの方へ桐山の手が伸びる。
ジー、とファスナーを下ろす音が耳に入り、は体を硬直させた。
スカートも脱がされ、桐山の手が最後の一枚に伸びてくる。
「私ばっかり裸じゃ…恥ずかしいよぉ…」
「分かった…」
桐山はの下着を掴もうとした手を止め、自分の服を脱ぎ始めた。
桐山が服を脱いでいる間、は身を丸めて小さく震えていた。
しばらくすると桐山が服を脱ぐ音が止んだので、はそっとそちらに目を向けた。
生まれたままの姿の桐山が目に映る。

うわ…あれが…男の子の…
あんな風になっちゃうんだ…
他の人のなんて見た事ないから分からないけど、やっぱ和雄の…おっきいよね…
あんなおっきいのが、私の中に入っちゃうんだ…

既に「準備オーケイ」な桐山のペニスを見て、いろんな不安がの頭をよぎる。

いきなり桐山に名前を呼ばれ、の体がビクッと跳ねた。
「これでいいか?」
「う…うん…」
のも、見せてくれないか?」
桐山はまだ丸まったままのに近付くと、耳元で囁いた。
心の中で覚悟を決め、は無言でゆっくりと小さく頷いた。
丸めていた体を仰向けに横たわらせる。
顔は両手で隠されていた。
「どうして顔を隠すんだ?」
「だって…すごく恥ずかしいモン。これから…ア、アソコ…見られちゃうから…」
「恥ずかしがる事はない。はキレイなんだから」
「ウソ〜」
「嘘じゃない。俺は、の裸はとてもキレイだと思う」
「和雄…」
「それに、が好きだから、の全てが知りたい」
「あ…ありがと」
は顔を覆う両手を外した。
桐山はそれを見届けると下着に手をかけ、ゆっくりと下ろしていく。
桐山の手が内股に添えられるとは一瞬体を硬くさせたが、桐山はそのまま力を入れての両足を開かせた。
じっとの秘部を見つめる桐山。
「そんなに…じっと見ないで…」
耐え切れなくなったは再び顔を両手で隠した。
桐山は秘部を見つめるのを止めると、の傍に寄りそっと頭を撫でる。
、キレイだよ」
「……」
「顔を見せてくれないか? の顔が見たい」
が恥ずかしそうに手を外すと、桐山はにキスをした。
「キレイだよ」
の目をまっすぐ見つめながらそう言うと、桐山は再びにキスをする。
「んんっ…ふぁ…」
舌を絡めながら、桐山の手がの胸を愛撫する。
ツン、と勃ってしまった胸の突起を念入りに指で弄られると、は体を捩じらせて悶えた。
「あああ…か…ずお…」
片方は舌、もう片方は指で更に刺激を与えられる。
「やぁぁ…んっ…」
自分でも驚く程に喘ぎ声が漏れてしまう。
「あっ…あっ…はぁぁん!」
突然胸の突起を強く吸われて、一際大きな声が出てしまった。
「気持ちいいか?」
桐山の問いに、はコクコクと頷いた。
「こっちはどうなのかな…」
桐山の唇がの体のラインをなぞりながら、一番敏感な部分に到達する。
「そ、そんなトコだめぇ!」
「どうしてダメなんだ?」
「だって…汚いよ、そんなトコ。シャワー浴びてないし…」
「汚くなんかない。の体なんだから」
「ひゃっ!? あああっ!」
特に敏感な突起を舌先で擽るように舐められて、はおもわず仰け反ってしまう。
「んぁっ! はぁ…ああんっ!」
割れ目全体を舌でなぞるように舐められ、は今まで感じた事のない快楽を受け止めるのに精一杯だった。
ふと、桐山は舌での愛撫を止め、その細い指での秘部に触れた。
桐山が指を動かす度に、くちゅくちゅといやらしい音が耳に入る。

ヤダ…私、すごい濡れちゃってるよぉ…
自分で触ってみなくても分かるくらい、すごくびちょびちょになってる…
初めてなのに…こんなに濡れちゃうなんて…

がそろそろ限界なのを察したのか、桐山は愛撫を止め、自分のペニスの先端をの入り口にあてがった。
、いくよ」
「……うん」
桐山はを気遣うように、ゆっくりと腰を押し進めた。
「んっ…」
が痛みで顔を顰める。
「大丈夫か?」
「和雄…痛いよぉ」
「少し我慢してくれ」
「じゃあ…手、握って?」
「分かった」
桐山はの手をギュッと握り締めると、再び腰を押し進めた。
根元までの中に埋め込むと、涙目になっているの額に軽くキスをした。
そして、少しずつゆっくりと腰を動かし始める。
「んんんっ…あ…」
あまりの衝撃に、は桐山にしがみついた。
「かず…お…やぁ…ああん…」
最初の内は痛みしか感じられなかっただったが、だんだんと痛み以外の感覚が体の中に芽生えてくる。
桐山も、の秘部に潤いが増してきた事を感じ取ると、腰の動きを少しずつ早めていった。
「あんっ! あんっ! かずおっ!!」
痛みなどどこかに吹き飛んでしまい、の体中は快楽が駆け巡っていた。
すっかり潤いを取り戻したの秘部と、張り詰めた桐山のペニスが擦れ合う度に、淫猥な音が部屋中に響き渡る。
「和雄…何か…ヘンだよぉ…」
「俺も…頭がボンヤリしてきた…」
「好き…和雄、大好き…」
「俺…も…好きだ。、愛してる…」
「あ…あ…かず…お…んっ…や…あぁぁぁんっっ!!」
…う…ああっ!」
が絶頂に達すると同時に、桐山もまた熱い想いをの中に注ぎ込むのだった。

「すまなかったな…せっかくのプレゼントなのに、痛い思いをさせてしまって」
情事の後、自分の胸に顔を埋めているの頭を優しく撫でながら桐山は言った。
「ううん。初めてが和雄で、私すごく嬉しかったよ」
「俺も、初めてがで良かった」
そう言って、桐山はの体を、壊れ物を包み込むように優しく抱き締めた。
「後でケーキ食べようか」
「うん!」
二人は顔を見合わせると、唇を重ねた。
そのまま二人は、抱き合ったままいつまでも幸せを噛みしめていた……

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この作品も、これと同じ日にアップした表夢の「愛慕」同様、とある方(「愛慕」を捧げた方とは別人です)の誕生日プレゼントとして捧げさせていただいた物です。
こちらはドリ好きな方にあげたので問題はなかったですが(苦笑)、サイトへの掲載許可を取らないままズルズルと時間が過ぎてしまって連絡取り辛くなっちゃったんですよ。
先日、この作品を捧げた方がサイト閉鎖されましたし、閉鎖の随分前から他ジャンルに移られていたので、そろそろアップしてもいいかと思い、今回ウチのサイトの方にアップする事にしました。
作品説明でも書きましたが、この作品が私のドリーム処女作なので今見ると少々拙い感じがしますね(苦笑)
今も拙いじゃん、というツッコミは自分でよく分かっているのでいらないです(苦笑)
当時は友達にあげる為に一生懸命書いたので、決して手抜きとかはしてないんですが…
友達を喜ばせる為に桐山に「キレイだよ」「好きだ」等のセリフを言わせているので、それも最近の作品とのギャップを感じさせる要因の一つかも。
これも「愛慕」同様、主人公が捧げた友達の性格に近くなるように書いたので、ウチのいつもの主人公よりもっと幼い感じの性格になっています。
こっちの方が今時の中学生っぽいかなぁ…



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